役所
役所
FF9に登場するあの国々では、“役所”とはどうなっているのだろう。
プルート隊の設定考察で、僕は、ハーゲンは観光や土木、徴税に関わる官僚だったと書いた。
彼は土地の区分けや地税の徴収、市街地の整備に関する仕事をしていたと考えたんだ。
土地や税を管理するために、ハーゲンは普段から城下町を歩きまわっていた。
だから城下町の地理に明るいのだ、と。
FF9をプレイしていると、いくつかのヒントらしいものが見つかる。
崩壊後のアレクサンドリアで、
ある人物が復興集会を開き、街の改善要求書の内容を決めようとみんなに呼び掛ける場面が見られる。
このとき、その人物は「何を提出するか」多数決で決めようとするのだけど、
これで、「要求書の提出先」があること、「要求書の受付窓口」があるということが分かる。
当時、アレクサンドリアは女王ガーネットが不在であり、将軍ベアトリクスもいなかった。
それでも市民は要求書を提出しようとしていた。
少なくとも、要求書を受け付けてその内容を審査する機関がこのとき存在したのではないか。
最後は、女王かその代理人の決裁が必要になるものの、
その前段階の事務を処理できる人物があのときいたのではないか。
また、リンドブルムには、エアキャブ管理局という、
市街の公共交通機関エアキャブの運用と管理を担う機関が存在する。
利用料金がタダであることを考えると、おそらくリンドブルム政府の出先機関だ。
民間企業で利用料金がタダというのは考えにくいからね。
ちなみにアレクサンドリア占領時、エアキャブの利用料金は200ギルに設定される。
宿屋の相場が一泊100ギル前後であることを考えると、ぼったくり以外のなにものでもない。
う〜ん、なかなか考察し甲斐がありそうだ。
Mar.20.2010
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