“霧”特有のモンスター


“霧”特有のモンスター


物語の序盤、スタイナーがジタンに向かってこう言い放つ。

「貴様とて知っておろうが、この“霧”の呪われたいわれを!! この“霧”特有のモンスターを! 心身に異常をもたらすという話を!」

ガイアに住む人々は、世界を覆う“霧”を、忌むべき存在と見なしていた。 “霧”が人間の体や精神に悪影響を及ぼし、魔物を生み出すからだ。
アルティマニアを読んでいると、スタイナーが言う“霧”特有のモンスターをある程度しぼりこむことができる。 判断の目安は、Disc1、2では出現して、3では出現しないフィールドモンスターだ。 つまり、“霧”が晴れた途端に姿を消したモンスターたち。
この条件に合致するモンスターは、 ムー、レディーバグ、スケルトン、イエティ、ゴースト、ニンフなど。
さらにこれらのモンスターは、“霧”が再発生したDisc4でも再登場する。 “霧”との親和性が高い、“霧”特有のモンスターといえそうだ。
逆に“霧”の影響下にないモンスターもいる。 Disc1、2に登場しながら、“霧”が晴れたDisc3でも引き続き登場した モンスターがこれに該当する。
おもなものは以下のとおり。
ゴブリン、ヴァイス、リザードマン、トロール、サボテンダー、 パイソン、カーヴスパイダー、トリックスパロー、マンドラゴラ、 アサルトシザー、バンダースナッチ、カトブレパス、 グランドドラゴン、ガルーダ、グリフォン、ザグナル、 サンドスコーピオ、ランドウォーム、アントリオン、 アダマンタイマイ、ジャバウォック、フェザーサークルなど。
けっこう数が多い。
しかもこのうち何種類かのモンスターは、“霧”が再発生したDisc4で姿を消している。 これらは本来、“霧”とは相容れないモンスターなのかもしれない。

Sep.28.2009



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