二つの月



二つの月


ある日、きれいな満月を眺めながら考えた。

「ガイアの2つの月って、公転が64日周期だっけ」

「2つの月が光って見えるのは、大地の内側にあるクリスタルの光を受けているからなんだよね」

「なんで地中にあるクリスタルの光が、月まで届くんだろう」

「クリスタルの光が大地を透過して、月面にまで達しているのか」

「それとも、クリスタルから放たれる不可視のエネルギー波が月面に反射するとき、 地上からはそれが可視の月光として見えるのだろうか」

「そもそも2つの月には満ち欠けが無いはずなのに、 なんで『満月の心得』なんていうネーミングのオートアビリティがあるんだ」

「そういえばダゲレオで、誰かが『月の光は、太陽光を反射したものというのが定説』とか言ってたな」

「太陽光反射説が定説になるというのなら、月の満ち欠けが観測されているのかも」

「テラの月の光が弱まっていることを考えると、あの紅い月には満ち欠けがあってもおかしくない。 たしかアルティマニアの中にも、そういうイメージ画があったはずだ」

「ガイアの蒼い月にも、満ち欠けはあるのかも」

「もし2つの月に満ち欠けがあるなら『満月の心得』というネーミングも、べつにおかしくはないんだな」

「フライヤの姓『クレセント(三日月)』も、これで整合性が確保できる」

「……やっぱりトランスにはブルーツ波が関連し(強制終了)」

……あいかわらずです(笑)。

Apr.11.2009



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