19000hit記念絵



プルート隊


19000hit記念絵です。
「アレクサンドリア復興に取り組むプルート隊員+アルファ」の図。
彼らを描くのは初めてですね。僕の中では、プルート隊の面々はこんなイメージです。

左は、イリアとイリアの祖父母と話しているラウダと、その後ろで記録をとっているワイマールです。
ていうか、みんな「イリア」って分かるかな(汗)。物語の冒頭で、ビビが落としたチケットを拾ってくれた女の子です。
ラウダは平々凡々とした容姿で、文学青年らしく眼鏡をかけさせました。マイ設定では、彼はもともと文官で、トットを補佐する王宮付きの書記官だったことになっています。
ワイマールは金髪の美青年です。じつは彼は、主人公ジタンやクジャを差し置いて美青年認定されている希少な存在です。方々で浮名を流す色男っぷりは、ゲーム中で何度も語られています。マイ設定では、そんな女性に対するだらしなさゆえに失態を犯し、プルート隊に左遷されたことになっています。

上段中は、左から、小麦粉袋を抱えるハーゲン、寸胴鍋を持つメルゲントハイム、皿を運ぶトジェボンです。
公式設定では、ハーゲンは「背が高い」というのがいちばんの特徴です。エンディングで、ベアトリクスから「そこの背の高い方」と呼びかけられています。彼は、隊で一番の働き者です。
メルゲントハイムは、もうすこしがっしりした体型かもしれません。砲弾運びレースの優勝者で、しかも大食いですからね。王城を再建するときには、まっさきに食堂を造ろうと主張します。復興時には、彼が炊き出しなどを率先して始めるでしょうね。
トジェボンは、マイ設定ではスタイナーと同年代です。よく城内で走り回っているのを見かけますが、どうも彼の台詞回しから、「サボリたがり」という印象がぬぐえません。身だしなみにもこだわらず、いつも無精ひげをはやしています。

下段中は、猫好きトムのためにミャウを救出したブルツェンとコッヘルです。左がコッヘル、右がブルツェン。
情報収集が得意というこのふたりは、隊の中では、いちばん機動力があるのかもしれません。竜王バハムートがアレクサンドリアを襲撃したとき、このふたりとワイマールとハーゲンが、市民の避難誘導の鍵を担っていました。
いちおう彼らのビジュアルは、物語の冒頭、ジタンとブランクに鎧兜を奪われたときの格好を下地にしています。

上段右は、材木を運ぶライアンです(笑)
彼はプルート隊員ではないのですが、個人的にお気に入りなマイナーキャラなので突っ込みました。
マイ設定では、ライアンは後にプルート隊に入隊してスタイナーの部下となり、最終的にはプルート隊の幹部になります。さらに言うと、女王付きの侍女として招かれたスライに一目ぼれして、猛アタックした末に結ばれることになります(非常に無駄な設定・爆)

下段右はバイロイト。
アレクサンドリアがバハムートと霧の魔獣に襲撃されたとき、市民と城を守るために犠牲になった兵士は少なからずいたと思うんです。バイロイトにとって、自分よりもずっと若い兵士たちが戦死する様子は、見ていてつらいでしょうね。彼の手前にある剣や兜は、戦死した兵士の墓標です。

プルート隊で最年長であるバイロイトは、アレクサンドリア軍の中でもかなり高齢という設定です。
マイ設定では、彼は、30年前に起こった亜布戦争(飛空艇革命)で活躍した騎士です。ブルメシア軍に王城が攻め込まれそうになったとき、バイロイト率いる小部隊が決死で城門を守り抜き、その大功によって将軍に引き立てられました。このときバイロイトを支えた副官が、若かりし頃のモリッドです。
後に高齢を理由に引退したものの、スタイナーに求められて、プルート隊長の相談役として復帰しました。以後、人材の掃き溜めと揶揄されるプルート隊にあって、バイロイトは隊員ひとりひとりの能力を正確に把握し、それを活かす方策をスタイナーに教示することで、プルート隊の発展に寄与することになります。

いちおう、お持ち帰り可です。



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