15000hitを記念して描きました。
「女王ガーネットと騎士ジタン」の図。
小説完結記念絵もこれですませます（おい）

ガーネットが着ているのは、ゲーム内で何度も登場したドレスです。
ジタンの衣装は、リンドブルムの仕官服をアレンジしました。分かりにくいですけど、マントの下には銀色の胸当てを着けています


小説『飛立翼』の最終盤で、ガーネットの近衛騎士となったジタン。

マイ設定では、アレクサンドリアとリンドブルムは軍の編成や階級制度に違いがあるため、じつは「騎士」の扱いにも違いがあることになっている。
まあ、大公の親衛騎士から女王の近衛騎士になったというだけなので、任務の内容はほとんど違いは無いと思うけど。

ちなみにジタンの立場は非常に特殊で、リンドブルム軍に籍を置きながら、アレクサンドリア女王の護衛を務めることになる。大公が自国の将兵を、私的に女王に貸しているような状況だ。
ジタンはアレクサンドリアの正規の将兵でないにも関わらず、近衛騎士となり、アレクサンドリアの将軍であるスタイナーやベアトリクスに並ぶ権能を与えられることになる。

後にジタンはガーネットと結婚するけど、その時点でジタンの階級は少佐となっており、さらに伯の爵位を授けられる。「少佐」の階級はリンドブルム軍の制度に基づいて与えられたもので、「伯」の爵位はアレクサンドリアの貴族制度に基づいて授けられるものだ。
逆にいうと、ジタンは、アレクサンドリア軍内では正式な階級を持っておらず、またリンドブルムでは爵位も封土も与えられてない。

ジタンをとりまく環境は、そういうややこしいことになっている。
いや、ややこしくしているのは俺なんだけどさ（笑）



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