12000HIT、13000HIT記念絵

12000Hitと13000Hitを記念して描きました。
八英雄です。四大の祠攻略時の組み分けにしてあります。
祠の攻略イベントは、FF9屈指の名場面だと思っています。
失語症になっていたダガーが言葉を取り戻し、ヒルダガルデ3号が完成し、イプセンの古城でサラマンダーが真の仲間となり、そしてそのままイベントに流れ込むと。
BGMも、この頃に人気曲が集中しています。
浮揚感と疾走感が心を振るわせる「飛空艇ヒルダガルデ」
「4枚の鏡」は数あるメインテーマのアレンジ曲の中でも、民族楽らしい、軽快でしかし奥行きのある曲です。
そして「それぞれの戦い」は、重々しい低音の旋律に次々と音を折り重ねていきます。演出とあいまって、プレイヤーのテンションは上がるばかりです。
とくに火の祠でのサラマンダーの語り。
「力の使い道を探すことから逃げて、強い相手を探すことばかりしていた……」というセリフは、戦いに快楽を覚える火のガーディアンを見て、その姿に過去の自分を重ねて言ったものです。
この後、テラでも、サラマンダーは「戦いの中に身を置くこと以上の意義を感じたことはなかった……」と発言します。過去形です。
イプセンの古城でのイベントを境に、サラマンダーの態度は大きく変わったようです。
そして風の祠でのスタイナーとビビのやりとり。
なかなか魔法があたらない風のガーディアンに苦戦する2人ですが、このときスタイナーが、自分がガーディアンに組みかかって動きを封じている間に攻撃するよう、ビビに言います。
自分の魔法が強力なことを知っているビビは、ガーディアンだけでなくスタイナーも巻き添えにしかねないこの作戦に躊躇します。
しかし「……信じているぞ、ビビ」というスタイナーの言葉に、「……分かった」とビビは覚悟を決め、そして2人は反撃に転じます。
これら一連のイベントは、ジタンたち一行の信頼関係を強調しています。
そして祠を攻略した彼らは、異世界テラへ向かい、物語はクライマックスを迎えるのです。
一覧へ