オルニティアの子ら

あいかわらず、記念絵に乗じて好き勝手に絵を描いています。
ビビの子供たちです。
左からコルノ、ストラ、アクイル、ラルス、アンス、パレナ。
彼らのビジュアルを公開するのは初めてですね。僕の中のイメージはこんな感じです。
長女アクイルは、火の玉のように元気な女の子です。男勝りで口が悪く乱暴で、ビビを父親と見ず呼び捨てにしています。
ゲームエンディングで登場したビビの子供が「俺たちはね、ビビの子供さ!」と誇らしげに言ったとき、「こいつは女の子だ!」となぜか確信しました。
このときに、口の悪い長女キャラクターが生まれたんですね。
「飛立翼第2章」では、ビビに次ぐ副主人公という役回りなんですけど、サラマンダーの登場回数が予定していたよりも増えて、やや影が薄くなっています(笑)。
長男ラルスは、姉と対照的に冷静な男の子。
姉弟の中での役回りは、暴走しがちなアクイルとコルノを押さえることですが、それはストラやパレナも同じこと。いまいち活躍の場を用意できずにいます。プロットの段階からスポットライトの当たらないことが分かっていました(笑)。
次男コルノも、姉と同じ乱暴者です。
けれど遅く生まれた子の賢しさというか、うまく立ち回る狡猾さも備えています。アクイルの後をついていたずらして回りながら、ラルスを見習って一線を踏み越えないようにしておき、いざとなったら全ての罪を長女長男に押しつけて逃げる、と。
きっとのびのび育つタイプでしょうね。コルノは設定を細部まで決めていないものですから、これからの成長が楽しみです。
次女ストリクスは、姉弟の中でいちばん物知りなブレーン役。
突っ走りがちなアクイルやコルノの手綱を締め、引っ込み思案なパレナやアンスを叱咤激励する、良き妹、良き姉なんだと思います。けっこう苦労性なのかなと思ったりもしますけど、似たような役回りのラルスがいいクッション役になっているのかも。
彼女もコルノと同じく未設定な部分が多い、成長の楽しみなキャラです。
三女パレナは心優しく、すこし臆病な女の子。
行動力ではアクイルに、知能ではストラに劣り、それが強いコンプレックスでもあります。でも生活力は姉弟の中でいちばんあり、炊事洗濯裁縫会計となんでもこなせます。おそらくオルニティア家の財布――ひいては村の財政も彼女が管理することになるでしょう(笑)。
ビビのことを父親として尊敬し慕っている稀有な存在でもあります。
三男アンセルは、姉弟の中でいちばん父親似です。でも高所恐怖症ではないと思います。
「ビビJrらしいビビJr」をコンセプトに考えた子で、アクイルと対照的な性格にしてあります。いつもパレナにくっついていて、ラルスを頼りにしています。アクイルやコルノのテンションにはついていけず、ストラもどちらかというと苦手だったり。だけど素直で甘え上手な末っ子のことが、姉兄はみんな大好きです。
ちなみに彼は、姉弟の中で最初に将来像が確定した人物だったりします。
勢いに任せて、大人バージョンも描いてしまいました。
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